単純性股関節炎SYMPTOMS

単純性股関節炎とはたんじゅんせいこかんせつえん

この疾患の主な症状

微熱や採血でCRPが軽度上昇することがありますが、感染ではありません。通常は鎮痛剤と安静により数週間で改善しますが、改善しない場合には化膿性股関節炎、ペルテス病などの重篤な疾患が隠れていないか、精査が必要となることがありますので、こまめな通院が必要となります。

原因と病態

原因不明の一過性の関節炎です。

診断

単純X線検査のみでは、異常所見がないことが多く、エコー検査が有用です。感染かどうかを鑑別するには関節液を穿刺して精査を行う必要があり専門病院に紹介することがあります。

予防と治療

動かしたら痛い、歩くと痛い場合は疼痛のある動作は控えてください。化膿性関節炎(関節内の感染)であれば緊急手術が必要となることがあります。ペルテス病の場合は、長期免荷が必要となることがあります。

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