変形性足関節症SYMPTOMS

変形性足関節症とはへんけいせいあしかんせつしょう

この疾患の主な症状

変形の種類としては内反型か外反型に分かれます。

原因と病態

変形性足関節症(ankle osteoarthritis;以下足関節OA)は原因が明らかでない一次性と、外傷などが原因となる二次性に分かれます。

診断

問診が重要となります。足関節周辺の骨折や捻挫歴などの外傷歴、原因となりうるような基礎疾患の有無などを聴取させていただき、一次性か二次性かの鑑別を行います。画像検査では単純X線検査を行います。当院では普段歩かれている際の状況を把握させて頂くために荷重でのX線検査を行うこともあります。足関節の不安定性を評価する必要性があります。CTやMRIで精査を行うこともあります。

予防と治療

足関節の不安定性があれば、サポーターなどで足関節を安定させます。
内反型、外反型に合わせて足底板を作成することで疼痛の改善が期待できます。
ただし、変形が進行し末期にいたると足底板での効果はなくなることが報告されています。また片脚起立を安定させる筋力(後脛骨筋、下腿三頭筋など)訓練などの運動療法を行います。
画像で手術が決まるわけではありません。(股関節も膝関節でも同様です)
これらの治療を行っても、疼痛により日常生活の質が上がらない場合は手術が必要となることがあります。

引用元: MB Orthop.36(11):1-8、2023「変形性足関節症」
https://www.zenniti.com/f/b/show/b01/1565/zc01/1.html

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