Vol.4 転びやすくなったのには理由があります
今日から始める転ばない身体づくり
「最近つまずくことが増えた」
「歩くのが少し不安になってきた」
そんな変化を年齢のせいだから仕方ないと思っていませんか?
実は転倒には、いくつか共通した原因があります。
身体の変化を知り、少しずつ対策することで、転倒のリスクを減らすことができます。
今回は、当院で大切にしている
『転ばない身体づくり』
についてご紹介します。
① 足趾を動かす
足の指は身体を支える土台です。
足趾の筋力や動きが低下すると、
- バランスが崩れやすい
- 踏ん張れない
- 段差でつまずきやすい
といった原因になります。
まずは足の指をしっかり使うことから始めましょう。
② 中殿筋を鍛える
片脚で身体を支える筋肉の代表が中殿筋です。
この筋肉が弱くなると、
- 左右にふらつく
- 骨盤が傾く
- 歩き方が不安定になる
など、転倒につながりやすくなります。
片脚立ちなどでバランス能力を確認することも大切です。
③ 歩幅を少し広げ、かかとから着地する
歩幅が狭くなると、股関節が十分に伸びず、小さな段差でもつまずきやすくなります。
歩くときは
「歩幅を少し広げ、かかとから着地する」
ことを意識してみましょう。
大股で歩く必要はありません。
「ほんの少し歩幅を広げる」
くらいがちょうど良い目安です。
④ 身体の軸を整える
猫背や前かがみになると、
- 足元が見えにくくなる
- バランスが崩れやすくなる
ため、転倒しやすくなります。
歩くときは
- お腹に軽く力を入れる
- 背筋を自然に伸ばす
- 顎を軽く引く
ことを意識しましょう。
反り腰になり過ぎないことも大切です。
⑤ 足首を柔らかくする
足首が硬くなると、
- つまずきやすい
- 歩幅が狭くなる
- 歩きにくくなる
原因になります。
アキレス腱のストレッチでは、
後ろ足のかかとを床につけたまま
行うことがポイントです。
骨粗鬆症にも注意しましょう
転倒を防ぐことも大切ですが、
転んだときに骨折しにくい骨を保つことも同じくらい重要です。
骨粗鬆症は自覚症状が少ないため、気付かないうちに進行していることがあります。
当院では**骨密度検査(DXA)**を行っています。
気になる方はお気軽にご相談ください。
当院で大切にしていること
整形外科たけなかクリニックでは、
痛みの治療だけではなく、
「転ばない身体づくり」
にも力を入れています。
歩き方や姿勢、足の機能、筋力やバランスを評価し、一人ひとりに合った運動や生活の工夫をご提案しています。
まとめ
転倒は突然起こるものではなく、
日々の身体の小さな変化が積み重なって起こります。
まずは
「できることを一つ始めること」
が転倒予防への第一歩です。
転びにくい身体づくりを、私たちと一緒に始めてみませんか?